NAVITIME API(様々な機能のREST API)

NAVITIME APIとは、個人向けサービスの「NAVITIME」をはじめとする、サービス内で使用されている地図表示やルート検索、乗換検索などの機能をAPI形式で利用することができる法人向けサービスです。

NAVITIME APIを活用することで、お客様側で様々な位置情報に関連するサービスの開発が可能になります。

2024年1月29日より、一部APIに関して、SBIデジタルハブ株式会社が提供する新しいマッチングプラットフォーム「API Hubでもご利用可能になりました。

NAVITIME APIのサービス概要

NAVITIME APIの特長

01

様々な移動手段の検索、地図表示等をワンストップでご提供

api_merit_onestop.png

様々な移動手段を組み合わせた経路探索をコア技術としているため、公共交通と徒歩、車、自転車、バイクなどのルート検索、乗換検索、その他の検索機能をワンストップでご提供できます。

02

それぞれの移動手段に適した
高品質のルート検索

api_merit_routesearch.png

独自のデータ整備、経路探索技術により、自転車が通れるルート、大型車が通れるルートなど、それぞれの移動手段に適したルート検索が可能です。

03

PCサイトやスマートフォンアプリなど様々な環境で活用可能

PCサイトやスマートフォンアプリなど様々な環境で活用可能

API提供のため、デバイス(PC, スマートフォン)や環境(Webサービス, アプリ内, クラウド環境)に依らずご使用いただけます。クロスドメインで使用する場合の解決策もご用意しています。

04

実装をサポートする
充実したサンプルをご用意

api_merit_samples.png

APIを利用する際の参考になる、リクエスト例や充実したサンプルを仕様書としてご用意しています。
APIのWeb仕様書はこちら>

APIの返却値はJSON形式のため、開発を容易に行うことができます。
※2.0未満のAPI仕様とは異なりますのでご注意ください
(バージョンによる違いはこちら)

NAVITIME APIの活用シーン

  • scene.1 通勤時間検索

    車や電車の到達圏検索を使うことで、通勤時間から物件や求人を検索することができます。


    例えば...
    求人サイトや不動産サイトなどでご活用いただけます。

  • 通勤時間検索
  • scene.2 交通費検索

    自宅から訪問先に向かうような場合でも、定期券を考慮した料金を出すことができます。電車・バスなどの公共交通手段のルート検索・乗換検索、交通費算出のほか、自動車の通勤費の算出も可能です。

    交通費計算用途でご利用の場合、APIのほかローコード開発が可能なWeb画面つきAPIもあります。

    交通費検索APIの詳細はこちら でご紹介しています


    例えば...
    交通費精算システムや交通費のシミュレーションなどでご活用いただけます。

  • 交通費精算
  • scene.3 巡回時の最適経路の検索

    複数の訪問先を回る場合に、最適な順序を検索することができ、移動の無駄を削減します。


    例えば...
    トラック配送システムやバスルート作成システム(貸切バスや保育園の送迎バス)などでご活用いただけます。

  • 巡回時の最適経路の検索
  • scene.4 交通の最適化(MaaS)

    電車やバス、自動車だけでなく、シェアサイクルやタクシーなど、様々な移動手段を組み合わせて最適なルートを提示することができます。


    MaaS向けAPIの詳細はこちら でご紹介しています

  • api_img_scene4.png

機能一覧

基本機能

機能 内容
地図表示 ブラウザ上で動作するタイル地図を制御するJavaScriptファイルを取得します。
地図表示に特化したナビタイム独自JavaScriptファイルなので高速でなめらかな地図表示を可能にしています。

また、任意の画像を地図上に表示することができます。線や矩形、円なども地図上に自由に描くことができます。

2021年7月より、新バージョンの地図APIの提供を開始しました。数千個のアイコンの描画や、新規開通道路の最短翌日の地図反映などに対応しています。
住所・郵便番号・電話番号検索 住所や郵便番号、電話番号をご入力いただくことで、対象の地点の緯度経度を取得することができます。
逆ジオコーディング 緯度経度から住所文字列に変換することができます。
乗換検索 公共交通機関(鉄道、飛行機など)の乗換検索結果を取得できます(距離、運賃、料金も出力可能)。
ルート検索
(トータルナビ)
徒歩と公共交通手段を用いた2地点間のルート検索ができます。出発地から目的地まで、ドアtoドアで、最適な経路をご案内することができます。
         
徒雨に濡れにくいルートや階段を回避するルートなどの条件指定ができる他、電車の乗り換えがある場合には「乗換車両」や「駅出口名」、「駅出口からの進行方向」を表示するなど、NAVITIMEならではのきめ細かいルートの指定も可能です。
         
徒歩の区間を車で移動する経路も検索することができ、タクシー料金の出力にも対応しています。 また、2022年11月より、
NEW
徒歩距離が2㎞以上の場合はバスを利用、といった会社の規定にあった交通費を算出することが可能になりました(任意の距離、バスまたはタクシーの指定が可能)。
ルート検索(車) 車を用いた2地点間のルート検索ができます。経路結果には交差点や曲がり角、高速道路に関する情報の出力も可能です。 ルートは推奨のほか有料道路優先、無料道路優先、距離優先、燃費優先等の条件で検索ができます。
また、利用したい道路/利用したくない道路を指定したルート検索や、経由地間を最速で巡回するルート検索も可能です。
ルート検索(自転車) 自転車を用いた2地点間のルート検索ができます。検索条件としては距離や負荷、道幅、サイクリングロード優先などを指定でき、経路結果には交差点や曲がり角はもちろん、消費カロリーの出力も可能です。
ルート検索(バイク) バイクを用いた2地点間のルート検索ができます。バイクの車両情報(燃費・排気量)を設定することにより、その車両が通れる適切なルートを検索します。
NEW
ルート検索(EV)
電気自動車(EV)を移動手段とした、2地点間のルートを検索します。 指定した電費に基づいた移動区間ごとの消費電費も出力できます。
運賃比較(定期券と都度購入) 1ヵ月の出社日数をもとに、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月の、定期券と都度購入の運賃合計を出力することができます(2021年6月より提供開始しました)。
到達圏検索 指定した地点から指定した所要時間で移動可能な地点や駅を取得できます。駅だけでなく、地点も指定、取得できる点が特長です。移動手段は電車、徒歩、車、自転車から選択できます。
車の場合は有料道路を使うかどうか、電車の場合は乗換回数の上限など、細かい条件指定も可能です。
徒歩、電車、車、自転車の到達圏検索が可能
巡回ルート検索 旅行計画や業務利用に役立つ複数地点の巡回ルート検索機能は、徒歩・車・自転車のみでの検索はもちろん、徒歩と電車を組み合わせての検索も可能です。
経由地指定の上限数はデフォルト10地点です(
NEW
2021年5月に「指定順」についてはデフォルト50地点まで拡張しました)。
オプション契約により巡回順についても最大50地点の経由地指定が可能です。
1対多、多対1ルート検索 同一出発地から複数の目的地へ、複数の出発地から同一の目的地へのルート検索を一度に行うことができます。
NEW

自動配車(車)
ドライバーの人数、活動時間、車両の積載量のいずれかを指定して、自動的に配送先を割り振り、最適な経路を算出することができます。
・ドライバーの人数を指定した場合:各ドライバーごとの活動時間が均等になるような配車結果を算出することが可能です。
・活動時間または積載量を指定した場合:その日の配送業務で必要となる最適な車両台数を算出することが可能です。
ルート形状取得 地図上にルートを引くためのGeoJSONを取得します。
最寄り駅検索 任意地点の最寄り駅情報を取得できます。一度の検索で、最大30件の周辺駅情報を取得できます。なお各駅までの徒歩経路に基づいた距離も同時に取得できます。
鉄道路線検索 公共交通機関の会社名、路線名、駅名、駅の緯度経度が取得できます。指定した駅に乗り入れている路線を取得することも可能です。
駅検索 キーワードや住所などの条件に該当する駅一覧を検索します。
最寄りIC検索 指定した緯度経度周辺の最寄りインターチェンジを「移動距離」つきで取得できます。
交差点名検索 交差点名称から、緯度経度等の位置情報を取得できます。
道路検索 道路名称から、道路IDを検索し、道路の形状を取得することができます。
駅出口検索 駅ID、路線ID、上下区分を指定して駅出口の情報を取得します。
定期券払い戻し計算 指定した区間の定期券払い戻し金額を計算し出力します。

オプション機能

機能 内容
スポット検索 法人電話番号帳を元にしたスポットデータから、キーワードや住所などの条件を指定して合致するスポットの一覧を取得できます。
周辺スポット検索 任意の地点を中心として、検索距離を指定してスポットを検索することができます。
現在地周辺にカフェが何件あるか、といったようなスポット件数をカテゴリ別に取得することも可能です。
道沿いスポット検索 指定したルート(緯度経度の形状)沿いにあるスポットで、キーワードに合致するものを取得できます。
渋滞情報考慮ルート検索 VICS・プローブ情報に基づいたルート検索を行います。
大型車規制考慮ルート検索 大型車の通行規制情報を考慮した自動車ルート検索を行います。
NEW

多地点巡回ルート検索
2021年4月より、主に配送業務向けに「多地点巡回ルート検索」として、複雑な巡回ルート検索に特化したAPIの提供を開始しました。
最大150地点の経由地に対し、到着希望時間や滞在時間等の条件を設定し、それらを効率よく巡回するルートを検索できます。
バス対応ルート検索 バスの乗換検索も加味したルート検索を行います。
NEW
バスの定期券運賃の出力にも対応いたしました。
最寄りバス停検索 任意地点の最寄りバス停を検索できます。バス停名称、バス会社、路線名の情報が検索できます。
バス停検索 キーワードや住所などの条件に該当するバス停一覧を検索します。
最寄り駅検索(レインズ駅ID対応) 任意地点の最寄り駅情報を、レインズ駅IDと同時に取得します。
NEW
マップマッチング
車の移動ログ(緯度経度群)を元に、自動車道路ネットワークとマップマッチングを行い、補正された緯度経度群を出力します。
天気予報検索 指定した地点の天気予報を取得できます。予報は一日ごとと一週間ごとを切り替えられます。
鉄道運行情報検索 鉄道の運行情報を検索します。
フライト情報検索 フライトの運行情報を検索します。
ガソリンスタンド検索 緯度経度などから条件に合致するガソリンスタンドを検索します。
ガソリン平均価格検索 住所情報と集計期間を指定してガソリン平均価格を取得します。
駐車場検索 緯度経度などから条件に合致する駐車場を検索します。

コネクテッドカーやオンラインサービス向けの各種サービスの開発に活用できるよう、駐車場やガソリンスタンドのほかにも、EV充電スタンドや観光スポットの検索も提供しています。自動車業界向けAPIの詳細はこちらをご確認ください。

その他

機能 内容
駅マスタデータ、路線図 路線図データ、駅マスタデータのご提供もございます。また、移動やおでかけに役立つNAVITIMEならではの、各種情報提供が可能です。詳しくはお問い合わせください。
運転分析API ドラレコなどで取得したGPSデータから運転分析を行うことができます。運転分析APIの詳細はこちら をご覧ください。

Web仕様書

NAVITIME API 2.0の仕様書はWebで公開しています。以下のリンクよりご確認ください。

※2.0未満のAPI仕様とは異なりますのでご注意ください

システム構成

各種APIのリクエスト通信

各種APIのリクエスト通信

httpsでリクエストいただくと、JSON形式でデータを取得することができます。
取得したデータを用いて、お客様側で、Webサービスやアプリケーションの開発にご活用いただけます。

料金プラン

NAVITIME APIのご利用には、ナビタイムジャパンとの直接契約と、APIマーケット(「RapidAPI」またはSBIデジタルハブが提供する「API Hub」)内でのご契約のいずれかの方法がございます(SBI「API Hub」は2024/1/29からの新サービスです)。
提供機能や、契約方法等が異なりますため、お客様のご利用に合わせてご選択ください。

ナビタイムジャパンとの直接契約 APIマーケット
「RapidAPI」またはSBI「API Hub」NEW
提供機能
  • 基本機能(ルート検索、地図等)
  • オプション機能
  • お客様ごとの個別カスタマイズのご相談
  • 基本機能(ルート検索、地図等)
ご契約方法 1つの契約にて、全ての種類のAPIがご利用いただけます

※導入検討のための「無料お試し利用」が可能です
契約の単位は、提供APIグループごととなります
料金形態・プラン
  • 初期導入費用および月間の利用アクセスごとの料金テーブル
    (お客様のご利用に合わせてご相談可能)
  • 学術機関向けのアカデミックプランもご用意
提供APIグループごとに各プランにご契約

  • 「RapidAPI」の場合
    ・BASIC(500アクセス上限/無料)
    ・PRO(5,000アクセス上限)
    ・ULTRA(10,000アクセス上限)
  • SBI「API Hub」の場合NEW
    ・Trial(500アクセス上限/無料)
    ・Basic(5,000アクセス上限)
    ・Standard(10,000アクセス上限)
サポート 導入時の技術サポート/問い合わせに対応しております ナビタイムジャパン側での技術サポート/問い合わせ対応は行っておりません
こういったお客様にお勧め
  • 複数の移動手段を使う、複数APIを利用する
  • より専門的な機能(オプション機能や個別カスタマイズ)が必要
  • 月間のアクセス数が多め
  • 利用するAPIの種類が少ない
  • 月間のアクセス数が少ない
    →収益化前のサービスをご検討されているお客様や、社内利用用途などの場合に、お勧めです
お問い合わせ・詳細

「Claris Connect」と連携して、ローコード開発にてAPIの一部機能をご利用いただくことも可能です。詳しくは、Claris Connect連携の紹介ページをご確認ください。

APIの無料お試しもご用意しております、導入をご検討中の方は是非ご検討ください。






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